SINCE
-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
EXAMPLE 制作事例
オノマトペデザイン さくっとちゅう かりっとちゅう ほろっとちゅう お菓子ラベル
「オノマトペ」×アイデアでデザインした商品ラベル
CLIENT
CATEGORY
自社サンプルとして、「さくっとちゅう」懐かしまころん、「かりっとちゅう」懐かしかりんとう、「ほろっとちゅう」懐かし玉子ぼうろのお菓子ラベル3種類を作成しました。
まころん、かりんとう、玉子ぼうろは昔からある日本の伝統的なお菓子です。それにちなんで、ラベル原紙は風合いがある和紙を選定しています。和紙は、ミラーコート紙やアート紙などの表面がコーティングされている紙と比べて光沢がなく、和紙の繊維が多く含まれているので薄くても紙としての寿命が比較的長く耐久性の高いのが特徴です。
このラベルデザインには、「オノマトペ」のアイデアを取り入れました。
「オノマトペ」とは、人や動物の声を表す擬声語、自然界の音や物音を表す擬音語、無生物の状態を表す擬態語を総称する言葉です。例えば、わんわん、ぽつぽつ、きらきら、どきっ、ほっこり…など。
「オノマトペ」の素敵なところは、言葉がいきいきとし「オノマトペ」に含まれるニュアンスで感情や情景をありありと伝えることができ、音を聞こえたままに、自分の思うように表現できるところです。
その「オノマトペ」をラベルデザインに用いることで伝える内容がより豊かになり、お客様に商品のイメージがスムーズに伝わると考えました。
今回のデザインでは「さくっ」「かりっ」「ほろっ」=お菓子の食感と「ちゅう」=ねずみをオノマトペで表しています。売り場でこの商品を見かけて、食べた時の食感やイメージがお客様に自然と伝わり、それぞれの商品を口にした時をその場で想像できるようなデザインを意識しました。
またこのラベルには、実は密かに「オノマトペ」だけでなく、さくっ＋とちゅう（途中）、かりっ＋とちゅう（途中）、ほろっ＋とちゅう（途中）の言葉遊びも入っています。このお菓子を食べながら商品ラベルを何気なく眺めていて、「あれ？もしかして掛けているのかな？」とたまたま気づいた時がまさにさくっ、かりっ、ほろっの途中というわけです。
山田美術印刷ではラベル・シールのデザインにこういった「オノマトペ」などの楽しいアイデアを取り入れ、商品の内容がより豊かになるよう、手にしたお客様にイメージがスムーズに伝わるデザインを心掛けています。
ラベル・シールに楽しいアイデアを活かした商品をお考えのお客様、またはラベル・シールのデザインリニューアルをお考えのお客様は、是非一度ご相談ください。
仕様
・商品名：「さくっとちゅう」「かりっとちゅう」「ほろっとちゅう」お菓子ラベル
・素材：和紙
・サイズ：H 87.0mm×W 57.0mm
・色数：カラー4色