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2024 11. 19

用途によって選べるラベルの仕上げ方法

用途によって選べるラベルの仕上げ方法

ラベル印刷において、デザインや材質、サイズは大切ですが、その仕上げ方法は、作業効率に大きな影響を与えます。(ロール仕上げ)と(シート仕上げ)は、ラベルをどのように使用するかに応じて選ばれる2つの主要な形態です。どちらの仕上げ方法にも、それぞれの特性と利点があります。今回は、ラベル印刷におけるロール状とシート状の最終仕上げについて、それぞれの特徴、用途などを紹介致します。

【目次】
1.大量生産が求められる製品に最適なロール仕上げ
2.個人や小規模ビジネスで広く利用されているシート仕上げ
3.今回のまとめ

大量生産が求められる製品に最適なロール仕上げ

ロール仕上げは、多様な製品ラベルに適した仕上げ方として広く採用されています。ロール仕上げは、連続的な印刷と効率的な貼り付け作業を可能にするため、大量生産が求められる製品に最適です。また、ロール状のラベルはさまざまな仕上げ方法に対応できるため、目的やデザインに応じた多様な表現を実現します。紙管のサイズも多種あり、ラベル・シールの出し方向や巻き上げ方法、表巻き上げ、裏巻き上げとあり、お客様の指定方法で仕上げを行っています。印刷の際に原紙の継ぎ(赤テープ)がある場合はその継ぎテープを除去し継ぎ作業を行い、継ぎ(赤テープ)が商品に入らないようにしています。ラベル・シールの継ぎ方法はセパ(ドブ)継ぎとラベル継ぎ(ラベル・シールの真ん中で継ぐ)が弊社で行っている一般的な継ぎ方法となります。セパ(ドブ)継ぎとはラベル・シールとラベル・シールの間のセパ(ドブ)で継ぐ方法です。ラベル継ぎ(ラベル・シールの真ん中で継ぐ)とは、文字通りラベル・シールの真ん中で継ぎ、継いだ後に切れているラベル・シールを剥がし良品のラベル・シールに貼り替えます。継ぎの際には透明テープを使用し、テープの幅も25mmと50mmがあり、特に指定がない場合は透明50mmテープで継ぎを行い、ロール仕上げをします。その後指定がない場合はポリ包装を行い梱包してお客様のもとへお届けいたします。

個人や小規模ビジネスで広く利用されているシート仕上げ

シート仕上げは特に個人や小規模ビジネスで広く利用されています。シート仕上げとは、ラベルがシート状に印刷され、そのままシートごと使われるか、シートから個々のラベルを切り離して使用する方式です。例えば1シート1枚の1枚カットだったり、1シート5枚仕上げのカットであったりと、お客様の指定でカットしてシート状態に仕上げます。またセパから何mmのところでカットとかの指定も可能です。印刷の際に原紙の継ぎ(赤テープ)がある場合はその継ぎテープを除去し継ぎ作業を行なわず継ぎ(赤テープ)が商品に入らないようにしています。カットしたシートを100シートで紙帯止めや50シートで紙帯止めとかの指定の方法でシート仕上げを行っています。その後紙帯止めしたシート品をクラフト包装もしくは指定があればポリにシート品を入れることも可能です。指定がない場合はクラフト包装を行って梱包してお客様のもとへお届けいたします。

今回のまとめ

このように、ラベル・シールの仕上げ方法は、ロール仕上げとシート仕上げがあります。用途によって仕上げ方法も違いますのでお客様の使用用途に沿って仕上げを行っています。
まだまだコラムでは書ききれない部分もありますので、山田美術印刷に見学にお越しになられた際には実際に作業を行っている所を是非ご覧頂きたいと思っております。最後までご覧頂き有難うございました。

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