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2024 04. 24

和紙フィルムを使ったラベルを制作する際に1つだけ注意して欲しいこと

和紙フィルムを使ったラベルを制作する際に1つだけ注意して欲しいこと

和紙フィルムを使ったラベル・シールは、独特の風合いや素材感が魅力的であり商品のイメージアップにも繋がります。伝統的な和紙フィルムの風格とモダンなデザインを融合させることで、風合いのあるラベル・シールが制作できます。最近では、日本酒や焼酎などのお酒をはじめ化粧品などの若い世代への商品にも和紙フィルムが使われる傾向にあります。
今回のコラムでは和紙フィルムを使ったラベル・シールの特徴やメリット、制作するうえでの注意点を説明します。

【目次】
1.和紙フィルムは風合いや素材感が人気で種類も豊富にある材質
2.フィルム素材だからこそ水にも強くお酒の瓶にも向いている
3.和紙フィルムの質感や凹凸感を活かしたデザインで購買意欲アップ
4.これだけは注意!印刷が滲みやすいので細かい文字には向いていない
5.今回のまとめ

和紙フィルムは風合いや素材感が人気で種類も豊富にある材質

和紙フィルムを使ったラベル・シールは、その独特の風合いや素材感が特徴です。伝統的な和紙の風格を残しつつも、フィルムの柔軟性や耐久性も兼ね備えています原紙です。和紙フィルムを使うことで商品のパッケージに高級感が増し、落ち着いた印象やクオリティの高いイメージなります。
また、和紙フィルムの表面の材質もいくつか種類があります。和紙の繊維がわかりやすく出ているもの、ザラザラとした質感が特徴的なもの、凹凸感がはっきりと出ているものなど様々です。商品のイメージに合った和紙フィルムを選定することで、アイキャッチ効果も高まり消費者の目に留まりやすくなるでしょう。

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フィルム素材だからこそ水にも強くお酒の瓶にも向いている

和紙フィルムは水に強い性質を持っているのも特徴です。そのため、水に濡れる環境や場面で使用するラベル・シールにも安心して使用できます。例えば、焼酎や日本酒などのお酒の瓶に貼るラベル・シールとしても向いていますし、食品やパッケージにも効果的です。耐水性に優れている和紙フィルムを使うことで、長い期間美しい状態のラベル・シールとしてご使用いただけます。
一方で、紙をベースとした和紙の原紙も存在します。こちらはあくまでも紙をベースとしているので、水にぬれる環境には向いていません。コストは上がってしまいますが、水に濡れる環境であれば、和紙フィルムを使うことがおすすめです。

和紙フィルムの質感や凹凸感を活かしたデザインで購買意欲アップ

ラベル・シールを和紙フィルムで制作をすることでデザインの幅も広がります。質感や凹凸感を活かしたデザインにすることで、お客様が手に取った時の質感や違和感から商品に興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
またあえて現代的な商品に和紙フィルムを使ったラベル・シールを貼ることで、モダンな雰囲気になり外国人向けのお土産にも人気です。

これだけは注意!印刷が滲みやすいので細かい文字には向いていない

しかし、和紙フィルムを使ったラベル・シールを制作するには1点だけ注意点があります。
それは、和紙の素材感から細かい写真や文字には不向きであるという点です。印刷された文字や柄が若干滲んでしまう傾向にあります。細かいデザインやマイクロ文字などの非常に小さな文字を使用する場合は注意してください。
特に成分表示ラベルなどに使う際には要注意です。成分の名前や内容量、注意文が読みにくくなる可能性があります。よって、成分表示などは一般的なアート紙などの選定をおすすめしています。

今回のまとめ

和紙フィルムを使ったラベル・シールは、独特の風合いや素材感、水に強い性質、印刷技術とデザインの可能性など、多くのメリットがあります。一風変わった材質を使ったラベル・シールを制作することで、商品やサービスのブランディング、価値や魅力をより引き立たせることができます。和紙フィルムは見た目の美しさや上品さも兼ね備えているので、高級感や希少品がある商品ラベルにもおすすめです。
和紙フィルムを使ったラベル・シールを効果的に活用するためには、適切なデザインや文字の大きさに十分注意して制作をしましょう。