SINCE
-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
COLUMN お知らせ・コラム
CTP製版に新しい樹脂材料が導入されました
山田美術印刷で行っている樹脂製版は、現在デジタル製版(CTP製版)をメインとして製版しております。最近ではこの樹脂製版で使用している版材料に新しい版材料を導入しました。今回のコラムでは従来使用している版材料、そして最近導入した新しい版材料についてのご説明をさせて頂きます。
【目次】
1.デジタル製版(CTP製版)で使用される従来からの材料について
2.デジタル製版(CTP製版)で使用される新しい材料について
3.従来からの材料と新しい材料の使い分けについて
4.今回のまとめ
デジタル製版(CTP製版)で使用される従来からの材料について
従来から使用しているデジタル製版(CTP製版)の樹脂の材料は、国内メーカーの日本製材料を2種類使用しています。
1種類めは、版の硬度(硬さ)が中間に位置し、特に耐刷性を重視した材料でデザイン等を選ばずオールマイティに使える特徴があります。山田美術印刷では、カラー印刷や面積があまり大きくない印刷がメインとなる中型印刷機や小型印刷機械に使用しています。
2種類めは、版の硬度(硬さ)が中間に位置し、小さい文字や網点の再現性を重視しつつ、耐刷性を兼ね備えた樹脂の材料になります。山田美術印刷では、大ロットや面積の大きい印刷がメインとなる凸版輪転機(大型機)に使用しています。
従来から使用している樹脂材料
デジタル製版(CTP製版)で使用される新しい材料について
最近、導入する事となった樹脂の材料は、ドイツに本社を置き世界中の37以上の場所で事業を展開しているメーカーの物となります。この度、山田美術印刷で導入した版材料は、そのなかで日本のマーケット向けにリサイズされたドイツ製の樹脂材料となります。こちらの版の特徴は版の硬度は少し硬めに位置する事から、耐刷性と再現性を特に重視した材料となります。
新しく導入した樹脂材料
従来からの材料と新しい材料の使い分けについて
それぞれの材料にはメリット、デメリットがあるため、山田美術印刷ではデザインの内容や再現性、納期などを考慮しながら製版材料を選定する事により、総合的に安定した品質や不良などのトラブル抑制に努めています。
今回のまとめ
ラベル・シール印刷では、樹脂製版が主な製版方式となるため、デザインの内容や再現性を踏まえて製版用の材料を使い分け、より品質が高く再現性の良いラベル・シールをご提供する事を心掛けています。製版についてのご相談等がありましたら、ぜひ、山田美術印刷までお問い合わせください。