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-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
COLUMN お知らせ・コラム
ラベル・シールを作るときは、リサイクルや使用環境を考えましょう
ラベル・シールにはそれぞれご使用の条件に合った素材・糊・インキがあるのをご存じでしょうか?例えば、アテンションシール(POPラベル)に適したもの、後工程で印字をするのに適したもの、屋外での使用に適したもの、リサイクルやゴミの分別のため剥がすのに適したもの等、様々種類があります。
今回はお客様のイメージを少しだけ具体的にしたラベル・シールのご提案をさせて頂きます。
リサイクルに適した剥がせるラベル・シール
今では当たり前に行っているリサイクルやゴミの分別は、ラベル・シールの糊に関わってきます。
商品に貼られているラベル・シールは、捨てる時又はリサイクルする時に分別のため剥がす場合があります。そんな時に、糊が強くて剥がせない、破れてしまうラベル・シールは嫌ですよね。
そこで、弱い粘着力の糊にすれば剥がせるのでは、と簡単に考えてしまいそうですが、商品から簡単に剥がれ落ちてしまったら大変です。糊の粘着剤にも色々な種類があり、ダンボールやPETボトル等それぞれに合った粘着力、しっかりと貼れてかつ剥がしやすい商品に適した糊を選択しなければならないのです。
屋外での使用に適したラベル・シール
屋外で使用するラベル・シールにはどんな物があるでしょうか。よく見かけるものでは、車のリヤ側の窓やボディーに貼ってあるおしゃれなデザインのラベル・シールや、スノーボードのボードに貼ってあるカスタム用のラベル・シール、お店のガラスに貼ってあるラベル・シールもありますね。この様な場所にはフィルム系の基材を使い、紫外線に耐性のある顔料により退色を抑えた耐光性インキ、又は様々な要因にも耐性のある耐候性インキが使われていたりします。自然環境によってラベル・シールが破れてしまったり、色褪せて青色だけになってしまったのを見かけたことはありませんか。そうならない為に屋外での使用に適した素材、インキが使われているのです。
今回のまとめ
ラベル・シールの素材・糊・インキにはいろいろあり、使用条件によって様々な組み合わせのラベル・シールが出来上がります。今回は、お客様のイメージが少しでも具体的なものになればと代表的なものをざっくりではありますがご紹介させていただきました。ここからもっとイメージを具体的にしていく為には、細かな情報や打ち合わせが必要になってきます。そして山田美術印刷ではデザイナーも在籍しています。おしゃれな、キレイな、かわいい、そして間違いの無いご使用条件に合ったラベル・シール、そんなお客様がイメージするラベル・シールを実現する為に、山田美術印刷へお気軽にご相談ください。