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YAMADA
Fine Arts Printing
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COLUMN お知らせ・コラム
ラベル・シールの見積に入っている刃型代って何?
ラベル・シールとは、商品やパッケージに貼り消費者に製品をわかりやすく明確に伝えるためのツールです。また、その他にもアテンションシールや封緘シール、情報保護シールなど種類もさまざまです。
これらのラベル・シールを最初に制作するときには、“刃型”が必要となります。初回の見積書に“刃型代”という項目が入っているのを見たことはないでしょうか?
今回のコラムでは、ラベル・シール制作をする際の初回の見積にも入っている“刃型”とはなにかを説明します。
【目次】
1.刃型はラベル・シールを希望の形にカットするために必要な資材
2.基本的には初回時のみに費用が発生し、2回目以降は再利用が可能
3.摩耗や劣化が原因で、再度刃型代が発生する可能性もあるので注意
4.同じ形状であれば刃型は1つでOK!ラベル・シールを安く制作できる
5.今回のまとめ
刃型はラベル・シールを希望の形にカットするために必要な資材
ラベル・シールの制作するためには、“刃型”が必要となります。刃型はラベル・シールを希望の形にカットするための資材であり必要不可欠です。
例えば、星型のラベル・シールを制作する場合には星型を作る必要があり、丸いラベル・シールを制作する場合には丸い刃型が必要です。ラベルに形状によってその都度制作する必要があるため、山田美術印刷では5,000枚以上の刃型を保管しています。
山田美術印刷が保管する刃型の例
基本的には初回時のみに費用が発生し、2回目以降は再利用が可能
刃型を制作するタイミングは、対象のラベル・シールのご依頼の初回分のみです。2回目以降の御発注の際には、初回時に制作した刃型を使えますので費用は発生いたしません。また、これは版にも共通して言えることです。
よって、初回時に頼んだ印刷会社に2回目も発注をすることで、余計な費用をかけずにラベル・シールを制作することができます。
摩耗や劣化が原因で、再度刃型代が発生する可能性もあるので注意
先ほど2回目以降は刃型代は発生しないことを説明しましたが、刃型も消耗品であり徐々に劣化をしてきます。複数回使用していると摩耗してラベル・シールが切れなくなり、不良品の発生にも繋がります。よって、刃型が摩耗し劣化した場合は、再度刃型代をご請求させていただく可能性がございます。これらは版にも共通して言えることです。ご理解の程よろしくお願いします。
同じ形状であれば刃型は1つでOK!ラベル・シールを安く制作できる
ラベル・シールを制作する際に共通の形状にすることで、刃型代を抑えることもできます。理由は、同じ形状であれば刃型は1つ制作するだけなので、コストを抑えることができるからです。シリーズ商品や、類似商品の際にはあえて共通の形状にすることで、トータルの費用を抑えて安くラベル・シールを制作することができます。
今回のまとめ
ラベル・シールを制作する上で、刃型は必要不可欠でありどうしても費用が発生してしまうものです。
しかし、その点をうまく利用することで費用を抑えて安くラベル・シールを制作することもできます。初回時のみに発生する費用を少しでも抑えることで、トータルで安くラベル・シールを制作できるため、安くお客様へ商品を提供できることにも繋がるでしょう。