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2023 09. 26

表面保護だけじゃない!ラベル・シールの表面加工のポイント

表面保護だけじゃない!ラベル・シールの表面加工のポイント

ラベル・シールにおけるラミネート加工やニス加工には、表面をキズや水濡れなどから保護する役割がありますが実はそれだけではありません。それぞれには種類があり、その特性を用いて効果的な見せ方や表現方法の幅を広げることが出来ます。
今回はラベル・シールの表面加工について、簡単にご紹介します。

【目次】
1.ラミネート加工はラベル・シールの表面の水濡れやキズ防止に繋がります
2.高級な光沢感を演出するグロスラミネート、落ち着いた質感を演出するマットラミネート
3.ニス加工でデザイン性の向上とラベル・シールの機能性のアップも狙えます
4.今回のまとめ

ラミネート加工はラベル・シールの表面の水濡れやキズ防止に繋がります

ラミネート加工とは、ラベル・シールの表面にPPフィルムやPETフィルムを張り合わせる加工です。ラミネート加工をすることで、表面の水濡れを防いだりキズが付きにくくなり、ラベル・シールの強度が増します。。例えば、柔らかめの基材であるユポ紙に糊抑え加工をしてラミネートフィルムを貼ることで、ラベル・シールの自立を促すことも可能です。

高級な光沢を演出するグロスラミネート、落ち着いた質感を演出するマットラミネート

グロスタイプのラミネートフィルムの場合、ラベル・シールに光沢を与えることができるため光の反射が強くなり、より目につきやすくなります。また色味にも深みが増し、高級感のある仕上がりになります。
逆にマットタイプのラミネートフィルムの場合、ラベル・シールの光沢を抑え、落ち着いた質感にすることができます。

しかし、ラミネート加工はフィルム基材を使用するため、コストが上がってしまうというデメリットもあります。コストにこだわるか、見た目や性能にこだわるかによって適切な判断が必要になります。

ニス加工でデザイン性の向上とラベル・シールの機能性のアップも狙えます

ニス加工とは、ラベル・シールの表面にニスを印刷する加工です。ラベル・シールの表面保護という部分に関してはラミネート加工よりも劣りますが、表面保護につながります。
主な2種としては、グロスニスとマットニスがあります。見た目に変化を与え、ラベル・シールのデザイン性アップにも効果的です。

ニス加工はデザイン面だけでなく、機能面としても効果的です。ラベル・シールの全面ではなく部分的にニス加工をすることも出来るのです。後から印字をしたい日付や商品のロット番号の部分には、あえてニス加工をせずにラベル・シールを制作することができます

今回のまとめ

ラベル・シールの表面加工はデザイン性と機能性など様々な効果を得られます。他にもメタリックな基材にリオトーンを印刷することで、ザラザラとした粗い質感で立体感と高級感を出したり、金や銀の箔押し加工で印刷では出すことの出来ない上品な高級感を表現することが出来ます。
これからも山田美術印刷ではお客様により満足して頂けるよう最善を尽くし、高品質なラベル・シールを提供できるように、日々精進してまいります。