SINCE
-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
COLUMN お知らせ・コラム
異種混入防止の為の備品の管理と絆創膏について
山田美術印刷では、お客様のラベル・シールに対して異物混入を防ぐ為にさまざまな対策をしています。
髪の毛やほこりの付着を防ぐ為のエアシャワーや、虫の付着や混入を妨ぐ為の捕虫器の設置があります。その中でも特に気を付けているのが血液の付着です。印刷のオペレーターや加工作業員が怪我をした場合、血液が商品に付着するのを未然に防ぐ対策をしているのです。
今回のコラムでは、万一けがをしてしまった場合の絆創膏の使用方法とその他の備品管理ついて説明します。
【目次】
1.血液付着が発生すると商品回収や賠償問題など社会的なリスクを負う可能性が高い
2.特殊な絆創膏を使いラベル・シールへの血液付着を未然に防ぐ
3.今回のまとめ
血液付着が発生すると商品回収や賠償問題など社会的なリスクを負う可能性が高い
ラベル・シールは商品の顔となる印刷物であり、人気や売上に左右する重要なポイントです。また食品や日用品工業製品など、多くの商品に対してもラベル・シールは使われています。
もしこのラベル・シールに血液が付着していた場合、どのようなリスクがあるでしょうか。
血液が付着したラベル・シールが市場で発覚した場合、商品回収や賠償、販売停止などに至る可能性が発生します。またお客様や販売元への対応の為、多くの時間と費用が発生することでしょう。
ラベル・シールは人が印刷機械を稼働させ制作しています。きちんと徹底した管理を行っている印刷会社を選ぶことがおすすめです。
特殊な絆創膏を使いラベル・シールへの血液付着を未然に防ぐ
山田美術印刷ではラベル・シールへの血液の付着を防ぐ為、特別な青い絆創膏を使っています。
万が一紛失をしても、見つかりやすい青色の絆創膏を使っているのです。また、また、仮に絆創膏が剥がれてしまい商品に混入してしまっても大問題です。よって、この絆創膏は金属探知機でも反応するものを使用しています。
退社時には絆創膏が手から紛失していないかを確認しています。どの作業員が絆創膏を貼っているかの記録をとることで、社内での紛失と混入を未然に防いでいるのです。
ラベル・シール制作における備品の管理を徹底はお客様は安心に繋がる
工場内の備品管理も徹底して行っています。
ラベル・シールの制作では、ボールペンや、ハサミ、カッターナイフなどの備品を多く使用します。これらの備品が商品と共に段ボールに紛れてしまい、お客様の下に出荷されてしまっては大問題です。
よって山田美術印刷では、使用しているボールペンや、ハサミ、カッターナイフなどは専用のボックスに入れ、使用者や数量の管理をおこなっています。出社時と退社時に数量確認を行い、お客様へ安心してラベル・シールを使って頂けるよう徹底しています。
今回のまとめ
ラベル・シールの制作は商品自体の品質はもちろんのこと、印刷している現場環境やルールもとても重要です。お客様が直接目に見える場所ではないですが、徹底して管理をすることによりお客様に安心してラベル・シールを使って頂けるよう徹底しています。
また、それらは自社工場を持っている印刷会社だから実施出来ることです。昨今ではお客様のコスト意識が高く、“安くラベル・シールを印刷できないか”というお問い合わせも多いです。しかし、安いだけでなくお客様やエンドユーザー様が安心してラベル・シールを使えることも重要ではないでしょうか。