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Fine Arts Printing
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COLUMN お知らせ・コラム
ラベル・シール印刷で使う代表的なインキ3種をピックアップ!
ラベル・シール印刷に使われるインキには、鮮やかさの強いものや光に強いものなど多種多様にあります。それらは目的に応じて使い分けたり印刷方法によって適したインキを使用しなければなりません。そこで今回はラベル・シールで印刷をする際に使用する代表的なインキ3種についてご紹介したいと思います。
【目次】
1.カラー印刷、特色で主に使用するインキ
2.鮮やかな発色で目立たせる蛍光インキ
3.屋外での使用も想定した耐光インキ
4.今回のまとめ
カラー印刷、特色で主に使用するインキ
主に使われる一般的なインキでC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(スミ)で構成されるインキになります。こちらはアミ点を重ね合わせるカラー印刷から、複数色の調合によってできる特色まで対応しています。またインキ自体の色数も多いことからオリジナルの色を出したい時の調色には欠かせない、もっともベーシックなインキになります。
鮮やかな発色で目立たせる蛍光インキ
ラベル・シールにインパクトを持たせたい時に効果的な蛍光インキです。発色が良く鮮やかで目立つため、ワンポイントやアクセントカラーとしても適したインキになります。しかしインキ自体の色数は少ないため、蛍光色でオリジナルの特色を出したい場合には一般色(CMYK等)と合わせた調合になることから鮮やかさが薄れていくおそれがあります。また紫外線に弱く、退色しやすいことが蛍光インキのデメリットになります。
屋外での使用も想定した耐光インキ
紫外線に強い耐光性に優れたインキで屋外での使用を想定したインキになります。一般インキや蛍光インキは紫外線に弱く、屋外で使用した時は特に赤色や黄色などは退色して色が抜けてしまいます。ですので屋外での使用を想定したラベル・シールには耐光インキが最もおすすめです。デメリットとして他のインキと比較すると、蛍光インキはもちろんですが一般インキより鮮やかさが少し劣ってしまう点になります。
今回のまとめ
今回は山田美術印刷のラベル・シールで凸版印刷で使われる代表的なインキ3種の説明をしましたが、印刷する紙によってインキの彩度や色合いが変わってきます。紙にもいろいろな種類があり、デザインの表現の仕方やラベル・シールの使用方法等、それぞれに適した紙を選択することが重要になっていきます。山田美術印刷にはデザイン部、製版部、製造部と各専門のスタッフがいますので、詳しい説明が必要な際にはお気軽にお問い合わせください。