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-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
COLUMN お知らせ・コラム
ラベル・シール梱包に使用するクラフトテープのメリット・デメリット
山田美術印刷では、ラベル・シールを出荷・納品する際、主にクラフトテープを使用して梱包作業をしています。クラフトテープは一般的に流通しているクラフト紙を使用したテープになりますが、そのメリットとデメリットがございます。
今回のコラムでは、山田美術印刷で使用しているクラフトテープのメリットとデメリットについて紹介します。
【目次】
1.ラベル・シールの梱包にクラフトテープを使うメリット
2.ラベル・シールの梱包にクラフトテープを使うデメリット
3.クラフトテープをキレイに剥がす方法
4.今回のまとめ
ラベル・シールの梱包にクラフトテープを使うメリット
山田美術印刷で使用しているクラフトテープは一般的なクラフト紙の片面に不溶性の糊が塗られたテープです。梱包用に使用されることが多く、表面に合成樹脂によるラミネート加工が施されており、水や油をはじく性質をもっています。
クラフトテープを使用する一番大きなメリットとしては、コストを抑えることが出来る点です。“ガムテープ”と呼ばれる布を主とした粘着テープを使用することも出来ますが、圧倒的にクラフトテープの方がコストを抑えることができます。また、茶色が一般的ではありますが、赤・青・黄色といったカラーテープを使うことでラベル・シールの仕分けをすることも可能です。
クラフトテープを使用するメリット
・軽量で作業性が良い。
・比較的安価で、コストを抑えることができる。
・耐水性・耐油性に優れている。
・手で簡単にちぎることができるので、ハサミやカッターがなくても使うことができる。
・非ラミネート加工品の場合、重ね貼りや油性ペンでの書き込みが可能。
・太さの種類が多い。(山田美術印刷では、50mmと75mmを使用しています。)
・茶色が一般的ですが、特殊クラフト紙を使ったカラークラフトテープもあります。
(山田美術印刷では、50㎜幅で茶色・黒色・青色があります。)
ラベル・シールの梱包にクラフトテープを使うデメリット
一方でクラフトテープを使用することで発生するデメリットもあります。クラフトテープは他のテープのよりもやや粘着性が弱い点や、繰り返しの使用ができない点です。よって、ラベル・シールを梱包する際には適量の重さや大きさで梱包をさせて頂いております。
また、クラフトテープの表面加工はツルツルしている為、梱包ケースを重ねる際には滑らないように注意が必要です。
デメリット
・他のテープよりやや粘着力が弱い。
・ラミネート加工品は、水や油をはじく為、文字の書き込みや重ね貼りができない。
・一度貼ったら剥がして繰り返し使えない。
・クラフトテープを貼った段ボールを重ねたときに滑ることがあるので注意が必要。
クラフトテープをキレイに剥がす方法
ラベル・シールを梱包したクラフトテープはキレイに剥がす事が可能です。使う道具は、ドライヤーです。ドライヤーを20秒ほど剥がしたいクラフトテープ、ラベル・シールにあててから剥がすとキレイに剥がすことができます。貼ってから時間が経ったものは、長めにドライヤーをあてると剥がれやすいです。貼ってから時間が経ちすぎていたり、粘着力が強いものだと剥がせないこともあります。クラフトテープ、ラベル・シールの下のものが熱に弱いものだと溶けてしまったり、変形してしまったりするので素材にも注意が必要です。
今回のまとめ
山田美術印刷では、ラベル・シール出荷時の梱包段ボール大きさ・重さに合わせてクラフトテープの太さや貼り方を選定しています。お客様にお届けする際には、ラベル・シールに損傷のないよう梱包作業をしております。
お客様からのご要望によっては、類似品を間違えないようクラフトテープの色変更も可能です。お気軽にご相談ください。