愛知県名古屋市でラベル・シール・販促物の制作を行う山田美術印刷(株)「お知らせ」ページです。

052-913-7011 受付時間:平日8:30〜17:15

MENU

SINCE

-1959-

YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.

COLUMN お知らせ・コラム

コラム
2023 07. 24

ラベル・シールの品質維持のために重要な画像検査機の原理と仕組み

ラベル・シールの品質維持のために重要な画像検査機の原理と仕組み

ラベル・シールの品質を維持するために重要な画像検査機があります。山田美術印刷では画像検査機を2台導入しており、ご希望のお客様のラベル・シールの検査を行っています。
今回はその画像検査機の原理と仕組みについてのコラムです。ラベル・シールの良品、不良品をどのように検知しているのかをご説明します。

【目次】
1.良品ラベルを“マスター”として登録し、高性能カメラで1枚1枚比較します
2.ラベル・シールの細かなデザインも丁寧に的確に判断
3.今回のまとめ

良品ラベルを“マスター”として登録し、高性能カメラで1枚1枚比較します

画像検査機の原理と仕組みについて簡単にご説明したいと思います。

画像検査機では、まず検査のベースとなるラベルを登録します。通称マスターと呼ばれます。登録されたマスターに対して、印刷をしたラベルを照らし合わせて検査を行っていくのです。画像検査機の高性能なカメラで非常に細かく確認作業を行い、ラベル・シールを良品、不良品として判断をしていきます。
また、検査条件の変更も可能です。例えばラベル・シールのデザインがグラデーションだった場合、色味の濃淡が発生します。ラベル・シールにおけるグラデーションの印刷は非常に繊細です。インキの出し加減や印刷スピードによっても、色味の濃淡が変わってきます。そこで、画像検査機では登録したマスターに対して、どれだけの許容範囲を良品にするのかを条件として加えることが出来るのです。

ラベル・シールの細かなデザインも丁寧に的確に判断

ラベル・シールにおける不良品の判断は、マスターとの差で判断します。マスターとの比較で基準値を超えた場合に不良品と認識されるのです。ピンホール・色むら・文字欠け・グラデーションの濃淡など、比較する部分は様々です。ラベル・シールにおける不良品は、製品の回収やお客様へのクレームに繋がりかねません。丁寧かつ的確に判断をすることで、品質を高めたラベル・シールを制作していきます。

今回のまとめ

今回はラベル・シールにおける画像検査機の原理と仕組みを説明しました。やはり画像検査機の機能、検査方法、検知等の説明は実際に目で見て知って貰うのが1番だと思います。山田美術印刷ではラベル・シールをどのように検知して不良品を検出しているのかを、工場見学を通してご覧いただく事ができます。見学をご希望の際はぜひ山田美術印刷までご連絡ください。