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COLUMN お知らせ・コラム

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2023 01. 26

屋外用ステッカーには使用用途により様々な種類があります

屋外用ステッカーには使用用途により様々な種類があります

シールの使用場面には大きく分類して屋内仕様と屋外仕様があり、それぞれ最適な基材や印刷特性、製作機種、加工方法が異なります。特に屋外ステッカーには耐候性や耐久性が求められ、使用用途・使用期間・使用環境に沿った仕様の設計が必要です。今回は屋外用ステッカーの種類や印刷方法、加工についてご紹介いたします。

【目次】
1.屋外用ステッカーの種類
2.屋外用ステッカーの印刷方式と加工方法
・小さいサイズのステッカー・シールタイプの場合
・大判サイズのカッティングシート・ラッピングシート
3.今回のまとめ

屋外用ステッカーの種類

屋外用ステッカーは車やお店の窓、キャリーケースなどに貼る比較的小さめのものから、看板やバスなどに貼る非常に大きいものまで様々な用途があります。
山田美術印刷では貼りたいステッカーのサイズにより、2つのタイプに分けており、小さめのものは一般的なステッカーやシールを屋外用に適した仕様に設計したタイプ。大きいものはカッティングシートやラッピングシートを提案しています。
いずれのタイプも使用期間によっては糊の選定が重要なポイントとなります。数ヶ月後に剥がすことが決まっている場合、ステッカーであれば強粘着の再剥離糊をおすすめしており、カッティングシートであれば弱粘着・中粘着の糊をおすすめしています。

屋外用ステッカーの印刷方式と加工方法

小さいサイズのステッカー・シールタイプの場合

小さめの屋外用ステッカーは、水濡れに強い材質であるフィルム基材に耐候インキで印刷し、ラミネート加工を施したものが一般的です。
フィルムの種類は白、透明、金、銀などがあり、表現したい内容によってお選びいただけます。
印刷方式は、特色指定であればシルク印刷、カラーであればインクジェット印刷にて対応しています。シルク印刷ではくっきりとした特色の再現、インクジェット印刷ではグラデーションなど細かな表現ができるところが特長です。

大判サイズのカッティングシート ・ラッピングシートの場合

大判の屋外用ステッカーに用いるカッティングシート・ラッピングシートは、塩化ビニル素材が使用されています。
豊富なカラーバリエーションの中からお好みの色のシートを選び、切り文字でカットしていきます。また、インクジェットで印刷したシートに対して切り文字でカットする加工も可能です。
出来上がったシートには補助シート(アプリケーション)が貼り付いていて、このシートを使用することにより貼り付け作業がスムーズに行えます。しかし、大判のため貼り作業が困難な場合、当社にて貼り作業も承ることも可能です。

今回のまとめ

屋外用のラベル・シールを作成したいとき、小さいサイズにはステッカー・シールタイプを、大判サイズにはカッティングシート・ラッピングシートを提案しております。そして使用期間やデザイン、色の再現などお客様に確認させていただきながら仕様を決定していきます。
また、今回ご紹介したステッカーは基本的には刃型を使わずにカットを行うため、初期費用を抑えることが可能です。しかし印刷方式とロットによってコストに差が出る場合もあります。山田美術印刷では仕様やコストなど、トータルバランスを見て最適な提案をいたします。ぜひご相談ください。