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YAMADA
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COLUMN お知らせ・コラム
個人情報保護シール(プライバシーシール)で大切な個人情報を守りましょう
2022年4月1日に改正個人情報保護法が施行されました。法改正により個人情報の取り扱いがより厳しくなっています。以前までは個人情報が漏洩した場合の法的義務はなく個別対応に委ねる形になっていましたが、今回の法改正により漏洩した場合には個人情報保護委員会への報告が義務化されています。このように個人情報保護に関する関心は高まっていく状況にあります。大切な個人情報を守る役割を担う情報保護シールは、主にハガキの個人情報等を隠して投函する際によく使用され、隠す内容も多岐に渡ります。今回は情報保護シールの種類についてご紹介致します。
【目次】
1.貼り直し可能で隠蔽性の低い情報保護シール
2.貼り直し可能で隠蔽性の高い情報保護シール
3.貼り直しが不可能で隠蔽性の高い情報保護シール
4.今回のまとめ
貼り直し可能で隠蔽性の低い情報保護シール
貼り直し可能で隠蔽性の低い情報保護シールは、重要度が低い情報に適しています。例えばアンケート用紙などに記入した情報を簡易的に隠す際に使用されます。再剥離タイプのため何度も貼って剥がせる仕様になっており、貼り付け後に記入漏れに気付いた場合でも剥がして再度記入してまた貼ることが可能です。シール表面に印刷をせず無地に仕上げた場合、記入した内容が透ける可能性があります。そのため地紋や濃い色で印刷し文字が透過しないようにする必要があります。
【使用例】
趣味、ご意見、ご感想が記載されたアンケート用紙・はがきなど
貼り直し可能で隠蔽性の高い情報保護シール
貼り直し可能で隠蔽性の高い情報保護シールは、糊面がグレーに着色されているところが特徴です。透過しないためシール表面へ印刷しなくても問題なく使用することができます。こちらも貼り直し可能で隠蔽性の低い情報保護シール同様の再剥離タイプで、重要度の低い情報を簡易的に隠す必要がある場合におすすめしています。
【使用例】
趣味、ご意見、ご感想が記載されたアンケート用紙・はがきなど
貼り直しが不可能で隠蔽性の高い情報保護シール
こちらはマイナンバー情報など重要度が高い情報の隠蔽に適しています。こちらは一度剥がすと透明のフィルムが被着体に残り、再度貼り付けることができません。そのため第三者が剥がして個人情報を見た場合に、再度貼り付けられないので開封の有無が明確になるほか、情報の改ざんを防ぐことができます。糊面が着色された糊になっているので記入した内容が透ける事もありません。
【使用例】
氏名、住所、マイナンバー情報、金融機関の口座番号などのプライバシー情報が記載された証明書、申し込み用紙、申請用はがきなど
今回のまとめ
このように情報保護シールは3種類あります。記載、記入内容の重要度により選定することが可能です。マイナンバー制度の導入により個人情報の漏洩が懸念されている中で情報保護シールの必要性がさらに高まっています。秘匿性が高い仕様になるほど価格も高くなりますが、情報の重要度とご予算に合わせて弊社営業部からご提案をさせていただきます。情報保護シールでお困りの際は是非山田美術印刷にお問い合わせください。