愛知県名古屋市でラベル・シール・販促物の制作を行う山田美術印刷（株）「お知らせ」ページです。

箔押し加工とは、ラベル・シールの表面に箔（金・銀など）を転写する加工方法です。箔押し加工されたラベル・シールは高級感、見た目のインパクト、デザイン上で部分的に引き立たせるなどの意匠性アップに効果的です。また、希少性や上質な商品に貼るラベル・シールにプレミアム感を出したい場合にも、箔押しシールがおすすめです。
今回のコラムでは、箔押し加工について紹介させていただきます。

【目次】
1.リアルな金の光沢感を出すにはホットスタンプ加工がおすすめ
2.箔押し加工ラベルの原紙の相性と箔の種類
3.箔押し加工の魅力の1つは「デザインが際立つ」
4.今回のまとめ

リアルな金の光沢感を出すにはホットスタンプ加工がおすすめ

箔押し加工にはホットスタンプ加工とコールド箔加工の２つの方式があります。

・ホットスタンプ加工…箔を熱で圧着する方式
・コールド箔加工…箔を熱で定着させる方式

山田美術印刷では、ホットスタンプで箔押し加工を行っています。ホットスタンプ加工は金箔をそのまま転写するため、箔の輝度を高く保ったまま、印刷では表現できないリアルな金の光沢感を得ることができます。よって、プレミアム感のあるデザインのシールを制作したい場合にはおすすめの加工です。

箔押し加工ラベルの原紙の相性と箔の種類

基本的にタック紙への箔押しはコート系の原紙の選択をおすすめしています。その他にも上質紙、アート紙、ホイル紙も相性の良い素材といえます。
一方、和紙やクレープ紙などの凹凸のある特殊な原紙、ユポ・合成紙などのフィルム系の熱に弱い原紙はおすすめしていません。箔の密着度の低下や、原紙自体の伸縮で箔押しが剥がれてしまう可能性があるからです。
箔の種類は金箔、銀箔、カラー箔、ツヤ消し箔など様々な種類があります。また、ホログラム箔を使用すれば簡易的な偽造防止ラベルを制作することもできるでしょう。

箔押し加工の魅力の1つは「デザインが際立つ」

箔押し加工の魅力の1つは「デザインが際立つ」ことです。リアルな金の光沢感でラベルのデザインが映え、目に留まりやすいラベルとなります。シンプルなデザインでも、ロゴやシンボルマークなどワンポイントのみの箔押しでも高級感が格段にアップします。さらに箔押しに加え、その他の加工方法を組み合わせることで、より上質なデザインのラベルに仕上がります。特に箔押しとエンボス加工の組み合わせがおすすめで、さらに人目を引くラベルに仕上がります。

今回のまとめ

箔押し加工を施したラベル・シールは、印刷では再現できない光沢感や高級感を演出でき社名やロゴ・イラストなどをより効果的に目立たせることができます。高級感を演出できる加工ながら箔押し加工自体にはそう高価な費用がかからないのも魅力でラベル・シールに付加価値を付けたい場合などにおすすめの加工です。また、箔押し加工以外にも多くの加工方法があります。山田美術印刷はお客様のご希望に合う最適な加工をご提案させていただきますので是非ご相談ください。