SINCE
-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
COLUMN お知らせ・コラム
より美しくより確かなラベル・シールを、お届けするための印刷設備
山田美術印刷の工場では、11台のラベル印刷機や加工機を保有しています。小ロットや大ロット、ラベルのデザインや求められる仕上がりによって印刷機を選定しているのです。
ラベル・シールは印刷する機械の違いで発生する初期費用やコストも大幅に変わるのをご存知でしょうか。山田美術印刷では、多くの機械を保有しているからこそお客様の目的や費用に合わせてご提案をさせていただきます。
今回のコラムは、ラベル・シールの定番、凸版印刷の印刷機のスペックの違いについて説明します。
【目次】
1.印刷機のスペックは仕上がりや費用に大きく影響します
2.どんなサイズでも対応できる5種類のラベル印刷機のスペック
3.今回のまとめ
印刷機のスペックは仕上がりや費用に大きく影響します
スペックとはその製品の「性能、仕様」を表す単語で、自動車に例えると、排気量や最高速度、燃費や定員数が例に挙げられます。印刷機ですと、印刷面積、印刷スピード(毎分の回転数)印刷色数、加工能力(裏面糊面印刷、ラミネート貼り)といった内容になります。
印刷機のスペックによって、向いてるラベル・シールが違い仕上がりや費用に大きく影響します。例えば、アテンションシールの印刷に必要な糊抑え加工のように、特殊な加工が必要な場合などにも印刷機を使い分けています。
どんなサイズでも対応できる5種類のラベル印刷機のスペック
山田美術印刷が保有している凸版印刷機は下記のラインナップです。
①最大印刷巾280mm 最大送り200mm 表1色、裏面もしくは糊面1色
②最大印刷巾254mm 最大送り256mm 表4色
③最大印刷巾205mm 最大送り165mm 表面5色
④最大印刷巾205mm 最大送り165mm 表面4色
⑤最大印刷巾185mm 最大送り125mm 表面4色
※全てラミネート加工可
最大印刷巾とは、機械に通る原紙の最大巾のことを指します。最大送りとは、簡単にまとめるとラベル・シールの長さです。ラベル・シール印刷は面付といって、複数枚を同時に印刷することで効率化を図ります。機械に対してオーバースペックにならない設計を行い、ラベル・シールを制作していくのです。
また、色数や色の種類によっても機械を使い分けます。カラー4色のラベル・シールは連続して印刷ができ効率的なため、印刷時間を短縮することができることから、印刷コストの削減に繋がりやすくなります※。(※印刷会社により異なります)
今回のまとめ
ラベル・シールは、世の中の情報や変化の速さ人々の嗜好の細分化など、こういった時流に対して非常に敏感です。現在では小ロット多品種という品目が増え、大ロットは比較的敬遠される傾向にあります。
山田美術印刷では、これらの時代の流れも踏まえて機械の導入や修繕を実施しています。新型のデジタル制御されたシステムは、品質の正確さと印刷作業の迅速化、さらには、納期の短縮化とコストの削減をかなえることができると確信しています。これからもより美しく、より確かなラベル・シールをお客様のもとへお届けいたします。