愛知県名古屋市でラベル・シール・販促物の制作を行う山田美術印刷（株）「お知らせ」ページです。

昨今、世界的に環境負荷低減に対する認識が高まる中、企業としても自然環境に対する取り組みが必要不可欠な時代になりました。山田美術印刷では、環境にやさしく高品質なラベル・シールを制作できる「水なしオフセット印刷」という方法が可能です。
今回は「水なしオフセット印刷」が環境にやさしい理由についてご説明いたします。

【目次】
1.水なしオフセット印刷は環境に配慮した印刷方式です
2.山田美術印刷はバタフライロゴを使用できます
3.今回のまとめ

水なしオフセット印刷は環境に配慮した印刷方式です

従来のオフセット印刷は「湿し水」という水を使用し、水とインキ(油)が反撥する特性を利用した印刷方式です。
この湿し水にはエッチ液、IPAなどの有害物質が多く含まれており、水質汚濁防止法で定められるBOD(生物化学的酸素要求量)、COD(化学的酸素要求量)の基準値を越えています。その為、廃液を産業廃棄物として処理する必要があります。
また、製版工程においても、現像時に特別管理産業廃棄物としての処理が義務付けられている廃液が発生してしまいます。
一方、水なしオフセット印刷は「湿し水」の代わりに「シリコーン」によってインキを反撥させる印刷方式です。湿し水を使用しないので有害な廃液を一切出しません。
また、水なしオフセット印刷の刷版は製版工程で有害な廃液は一切出ません。製版方法においても環境に配慮した地球にやさしい印刷方式なのです。
このように、水なしオフセット印刷は環境に配慮した印刷方式であることから、非常に注目を集めています。

山田美術印刷はバタフライロゴを使用できます

バタフライロゴとは、日本WPA(日本水なし印刷協会)公認のロゴマークで、日本WPAに入会している会員企業のみが使用できます。バタフライロゴの使用については、環境負荷低減に積極的に取り組む会社の水なしオフセット印刷で製造された印刷物に対して掲載が許可されています。
近年では、環境問題に積極的に取り組む企業が増えています。シュリンクボトルやストローなどを見直したプラスチックゴミの削減や、リサイクル資材への切り替えなどが実施されています。従来ご使用されているラベル・シールも見直し、環境にやさしいオフセット印刷に切り替えてみてはいかがでしょうか。

今回のまとめ

環境にやさしい水なしオフセット印刷は「持続可能な開発目標(SDGs)」の観点にも沿っており、環境対応印刷としての優位性は高まっています。企業の環境活動は年々注目を集め、環境汚染の防止・生物の保護・植林活動など様々な活動が行われています。
山田美術印刷では2020年にSDGs宣言を掲げ、環境対策や工場廃棄物の削減・再資源化を目指しています。これからも、環境負荷低減を推進する企業として、地球にやさしい製品作りにより一層努めてまいります。