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COLUMN お知らせ・コラム
アテンションシールが立ち上がらない時の原因と対策
アテンションシールを使われているお客様で、店頭に並べる際に商品やパッケージに貼り付いてしまった経験はないでしょうか。ラベラーで貼った際には問題ないのですが、店頭に並べる際にアテンションシールが立ち上がらない現象のことです。
せっかくのアテンションシールですので、商品が目立つように維持したいものです。
そこで、今回のコラムはアテンションシールが店頭で並べる際にくっつく原因と対策方法について説明致します。
【目次】
1.これが原因のひとつ。配送中のアテンションシールはどうなってるか
2.物理的にアテンションシールが折れない環境をつくる
3.機能面でもおすすめ。特殊ニスでくっつきにくい糊抑え加工
4.今回のまとめ
これが原因のひとつ。配送中のアテンションシールはどうなってるか
基本的にアテンションシールは、商品の充填工場で貼られます。アテンションシールが貼られた商品は、段ボールに梱包され各店舗へ配送されます。
それでは配送中の商品は、段ボール内でどのような状態でしょうか。
まず、段ボール自体がピッタリ作られており、商品が隙間なく並べられています。よって、貼られたアテンションシールは、どうしても折れ曲がってしまいます。折れ曲がったアテンションシールは、配送中に静電気等で商品やパッケージに貼り付きます。
これが店頭で並べようとした際に、アテンションシールが商品やパッケージにくっつき立ち上がらない原因の一つなのです。
物理的にアテンションシールが折れない環境をつくる
1つ目の解決方法は、梱包している段ボールのサイズを変更する方法です。
梱包された状態でもアテンションシールが折れないよう余裕を持たせ、配送時に物理的に折れ曲がらなくするのです。アテンションシールが折れなければ、商品やパッケージにくっつくこともなく、店頭でもキレイに立ち上げることが出来ます。
しかし、この方法には懸念事項があります。それは余裕を持った段ボールにすると、商品同士が干渉しやすくなることです。つまり、配送時に容器が割れてしまったり傷がつく可能性が発生します。お客様からのクレーム等に発展しかねない為、あまりおすすめは出来ません。
機能面でもおすすめ。特殊ニスでくっつきにくい糊抑え加工
2つ目の解決方法は、アテンションシールの糊抑えを特殊ニスで行う方法です。
通常のアテンションシールの糊抑えは、一般的なニスで印刷するケースがほとんどです。しかし、特殊ニスを使うことで糊抑え面をくっつきにくくする加工が可能です。この加工を行うことで、アテンションシールが商品やパッケージにくっつきにくくなり、店頭で立ち上がりやすくなります。
もちろん、糊抑えはしっかり行っていますので、通常通りのアテンションシールとしてご使用頂けます。見た目ではほとんど違いがない点も、おすすめの方法です。
今回のまとめ
アテンションシールが商品やパッケージにくっつく現象は、配送時の折れ曲がりが一つの原因とされています。山田美術印刷では商品を安全にお届けできるように、まずは特殊ニスを使う方法をおすすめしています。
アテンションシールは、今や商品の拡販にとって欠かせないラベルです。また、他社との差別化の為にもアテンションシールは欠かせません。商品が店頭に並ぶまで安心してご使用頂く為に、誠心誠意対応させて頂きます。アテンションシールでお困りの際には、山田美術印刷にご相談ください。
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洗剤などで使用する写真が入ったアテンションシール(POPラベル)