SINCE
-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
COLUMN お知らせ・コラム
ラベル・シールを作成したいけど、何色まで印刷出来るの?
今回は、山田美術印刷保有の印刷機で何色まで印刷できるかをご紹介したいと思います。山田美術印刷には、凸版平圧印刷機、凸版間欠輪転印刷機、凸版輪転印刷機、オフセット間欠輪転印刷機があります。それぞれに特徴があり、印刷できる色数にも違いがあります。特色が得意な印刷機、プロセスカラーが得意な印刷機、箔押し・エンボスが出来る機種など。今回はその中から凸版間欠輪転印刷機と凸版輪転印刷機の2機種を紹介させていただきます。
凸版間欠輪転印刷機で可能な印刷色の数
まずは、凸版間欠輪転印刷機をご紹介いたします。凸版間欠輪転印刷機を略して「間欠機」と私達は呼んでいます。間欠機は現在日本のラベル・シール印刷では主流の印刷機といっていいでしょう。特色印刷もプロセスカラー印刷もこなすことが可能です。
山田美術印刷が保有している間欠機の最大印刷数は、基本的に5色印刷になります。
例えば、
・プロセスカラー(4色)+特色(1色) 計5色
・プロセスカラー(4色)+ニス(1色) 計5色 等
の組み合わせが可能です。
間欠機はコンパクトな印刷機の為、小回りが利きます。よって、小ロット~中ロットに適しています。また、この間欠機は機械を2度通し、場合によっては3度通しも出来るので、さらに色数を増やすことも可能です。
一般的な、商品ラベルや表示ラベル、訂正ラベル等を印刷するのに向いている機械です。
凸版輪転印刷機で可能な印刷色の数
凸版輪転印刷機は、「輪転機」と略して呼んでいます。
山田美術印刷が保有している輪転機の最大印刷数は7色印刷になります。輪転機も間欠機同様に、プロセスカラー印刷も特色印刷も対応が可能です。
例えば、
・プロセスカラー(4色)+特色(2色)+ニス(1色) 計7色
・プロセスカラー(4色)+特色(1色)+ニス(1色)+糊抑え(1色) 計7色 等
の組み合わせが可能です。
輪転機は文字通り版をシリンダーに360度巻き付け、回転しながら印刷します。高速で新聞の印刷をしている機械の映像をテレビで見たことはありませんか?このように輪転機は、高速で大ロットの印刷を行うことが向いている機械です。大量生産を行う、食品ラベルやアテンションシール(POPラベル)等を印刷するのに向いている機械です。
今回のまとめ
間欠機と輪転機の印刷可能色数のご紹介をさせていただきましたが、実際にシールラベルを作る時点では使用原紙、製作数、デザインなど打ち合わせさせていただき、どの印刷機を使用した方が良いか、特色で印刷するかプロセスカラーで印刷するか、併せてコスト面でも最適な物をご提案させていただきます。是非お気軽にお問合せご相談ください。
他にも写真やグラデーションが得意なオフセット印刷機等、様々な設備を保有しております。改めてご紹介をさせて頂きます。
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凸版印刷ではフルカラーと特色で向いているデザインが違います