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COLUMN お知らせ・コラム
アテンションシールを作る時は紙素材を選ばない方がいい理由
アテンションシールを作るとき、素材選びは非常に重要です。素材によって、印象が変わり仕上がりイメージにも影響してきます。その際に、コストを抑えようと紙素材をご要望されるお客様がいらっしゃいますが、アテンションシールにはおすすめできません。
今回は、アテンションシールに紙素材を選ばない方がいい理由をお伝えします。
【目次】
1.アテンションシールを貼る理由は、商品にアイキャッチ効果を持たせるためです
2.紙素材のアテンションシールはシワや折れが発生しクレームに繋がることも
3.冷蔵食品や化粧品などの液体ボトルでは、濡れて文字が滲み読めない
4.今回のまとめ
アテンションシールを貼る理由は、商品にアイキャッチ効果を持たせるためです
アテンションシールを貼る理由は、商品にアイキャッチ効果を持たせるためです。
一般的にアテンションシールは、販促活動の一環でお客様のアイキャッチ効果を目的として使用されます。これは、アテンションシールが貼られる、食品や化粧品、日用品など様々な商品に当てはまります。
また、アテンションシールの形状やデザインは様々であり、対象のボトルや容器などに合わせてデザインされ、各メーカー様の個性があります。メーカー様が志向を凝らし、お客様の目に留まるようにデザインされているのです。
紙素材のアテンションシールはシワや折れが発生しクレームに繋がることも
上述のように、アテンションシールはメーカー様が商品の拡販を理由として貼るため、常にお客様の目に留まるような状態でなければなりません。
一方で、アテンションシールのコストを抑えたいという要望があるのも事実です。アテンションシールは商品ラベルとは違い、貼らなくても商品として成立し販売が出来ます。また、キャンペーン期間のみ貼る、一時的なアテンションシールの場合もあります。
しかし、だからと言ってアテンションシールのコストを抑えることに注力してしまうと、思わぬトラブルが発生することも少なくありません。特に、アテンションシールを紙素材で印刷してしまうと、シワや折れが発生し商品回収も起こり得ます。紙素材は一度シワや折れが起きると戻りませんので、おすすめできません。
冷蔵食品や化粧品などの液体ボトルでは、濡れて文字が滲み読めない
化粧品会社や食品会社ではアテンションシールをよく活用されています。化粧品会社からは液体ボトルに、食品会社からは冷蔵品に貼るご依頼をよく頂きます。その場合に紙素材でアテンションシールを作ると、ボトルの液漏れや解凍後の結露で濡れてしまい、文字が読めなくなる可能性があります。
また、液体ボトルでない場合でも、アテンションシールに紙素材はおすすめできません。仮に店舗でアテンションシールが破れてしまった場合、メーカー様にとっては大きなリスクです。トラブルが発生した場合に、メーカー様が悪いのか陳列した店舗が悪いのか、責任の所在がわからなくなります。
今回のまとめ
アテンションシールの印刷は、実は非常に奥が深く、またリスクも潜んでいます。アイキャッチ効果を出して拡販を目指す一方で、無理矢理コストを抑えて印刷をするとトラブルにも繋がりかねません。
少なくとも、アテンションシールを印刷する場合は、紙素材ではなくフィルム素材を選定されることをおすすめします。
アテンションシール(POPラベル)の制作事例はこちら
洗剤などで使用する写真が入ったアテンションシール(POPラベル)