SINCE
-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
COLUMN お知らせ・コラム
ロール形体のラベル・シールはスリッター機を使い幅や枚数をカスタマイズ出来ます
山田美術印刷では、ラベル・シールの後加工も社内一貫生産で行っています。
後加工のひとつにスリッター作業があることをご存知でしょうか。ラベル・シールをお客様のご指定の幅や枚数に加工する為に、スリッター作業はなくてはならない作業です。
山田美術印刷では、印刷機はもちろんのこと後加工で使う設備にも力をいれています。今回は、その中のひとつであるスリッター機に関してのコラムです。
【目次】
1.スリッター機はロール状のラベル・シールを任意の幅に切断できます
2.山田美術印刷のスリッター機の主なスペック
3.ラベル・シールの紙管も各種サイズで対応可能です
4.今回のまとめ
スリッター機はロール状のラベル・シールを任意の幅に切断できます
ラベル・シール印刷では効率よく生産をする為、多面付を行います。多面付をして印刷をすることで、原紙量を減らし効率良く印刷できるからです。
多面付をしたラベル・シールは、お客様のご指定の納品形態に合わせての後加工が欠かせません。その際に使う機械が、スリッター機です。スリッター機を使い、ロール状に印刷されたラベル・シールを任意の幅に切っていきます。スリッター機の上下の刃を回転させることで、ラベルのセパレーター部分をスリットしていくのです。
また、山田美術印刷のスリッター機は安定したラベル・シールを生産する為に、様々な装置を搭載しています。イオナイザー(静電気除去装置)、テンションコントローラー(巻き取り巻き出し時の巻きの強さを自動でコントロールする装置)、計数用センサーアンプ・ディスタンスセンサー(枚数、メートル管理装置)を使用することで、品質を維持しています。
山田美術印刷のスリッター機の主なスペック
山田美術印刷のスリッター機は最大原紙巾270mmであり、スリット巾は最小15mm~最大260mmまで加工できます。
もちろん、出し方向や表巻き・裏巻きもお客様のニーズに合わせて制作が可能です。ロールの数量に関しても、ラベル・シールの枚数と長さの両方に対応致します。
ラベル・シールの紙管も各種サイズで対応可能です
お客様の形態に合わせて、紙管のサイズも選定が可能です。
紙管サイズ mm(インチ) | 使用例 |
---|---|
26mm(1インチ) | 卓上作業 |
50mm(2インチ) | 機械印字 |
76mm(3インチ) | 大ロット、自動貼り |
※その他にも、40mm、42mm、45mmをご用意しています。また、特殊サイズにも対応致します。
基本的には、ロットの多い自動貼りラベルは内径76mmが一般的です。お客様の機械で印字する無地抜きラベルは、内径50~60mmが使われます。また、卓上作業が必要なラベル・シール(紙包装時の止めテープなど)では、内径26mmの紙管を使用することが多いです。
また、紙管の厚みも5mm、10mmなど対応致します。
今回のまとめ
山田美術印刷では、お客様のご要望に合わせてラベル・シールを納品致します。
特にロール品の納品形態は、様々な仕様があり複雑です。ラベル・シールの巻き枚数や出し方向だけでなく、紙管や巻末の止めテープや継ぎ方法など様々です。
スリッター機での作業の際には、お客様の細かな仕様に合わせて丁寧に対応致します。また、お客様が使いやすいラベル・シールの納品形態もご提案をさせて頂きます。納品仕様がご不明な場合は選定を行うことも可能です。
ラベル・シールでお困りの際には、山田美術印刷にお気軽にご相談ください。
ロール仕上げについてのコラムはこちら
ラベル・シールをロール仕上げにする場合に気を付けたい2つのこと