愛知県名古屋市でラベル・シール・販促物の制作を行う山田美術印刷（株）「お知らせ」ページです。

初めてオリジナルのエンボスラベルを制作する際に、どの素材やデザインが最適か迷っていませんか？
オリジナルのエンボスラベルは、他の製品との差別化を図りイメージアップに繋げられる効果的なラベル・シールです。立体的なデザインは、触覚的にも視覚的にも商品に価値を加え、ブランドの魅力を引き出します。
今回のコラムでは、効果的なエンボスラベルを制作するためのポイントを紹介します。最適な素材選びから、デザインのコツ、印刷会社の選び方まで、オリジナルのエンボスラベルを制作する際に知っておきたい内容です。

【目次】
1.エンボスラベルの立体感は商品を魅力をアップさせ視覚的にインパクトがある
・エンボスラベルとは立体的な凹凸感で視覚的に映える
・基本的には凹凸感を表現しやすい紙素材がおすすめ
・紙素材なので屋外などの雨や湿気が強い場所は向いていない
2.エンボスラベルの魅力を上げるには、素材選びとデザインの組み合わせが重要
・ホイル素材を使うことで金や銀がベースの華やかなエンボスラベルになる
・立体的な凹凸感がわかりやすいデザインを制作するのがポイント
・金箔や銀箔と組み合わせることで、より高級感があるエンボスラベルになる
3.初めてのエンボスラベルの作成を失敗しないようにする方法
・コストダウンをしたい場合はまずはこれを抑える
・印刷会社の実績サンプルで仕上がりや品質をチェック
・デザインデータの修正のスキルを持った印刷会社を選ぶ
4.今回のまとめ

エンボスラベルの立体感は商品を魅力をアップさせ視覚的にインパクトがある

エンボスラベルとは立体的な凹凸感で視覚的に映える

エンボスラベルとは、ラベル・シールに文字や図柄に立体的な凹凸を加える加工方法です。これにより、視覚的なインパクトが増し、商品やブランドの印象を強化できます。エンボスラベルは、高級感を求める商品や、ユニークなデザインで目を引きたい場合におすすめです。化粧品、ワインなどのお酒、アパレル系などの商品や特別感を演出したい場合に多く使われる加工方法です。

基本的には凹凸感を表現しやすい紙素材がおすすめ

エンボス加工をする原紙としては、紙素材がおすすめです。理由としては、紙素材は凹凸感がありメリハリがつくエンボスラベルに仕上がるからです。フィルム原紙でもできなくはありませんが、凹凸感がわかりにくいので注意が必要です。

紙素材なので屋外などの雨や湿気が強い場所は向いていない

エンボスラベルは、基本的に紙素材で制作することが多いです。よって、紙素材は水気に弱いため屋外での使用は向いていません。少しでも耐久性を求めるエンボスラベルを制作したい場合は、ニス引きなどをするケースもあります。

エンボスラベルの魅力を上げるには、素材選びとデザインの組み合わせが重要

ホイル素材を使うことで金や銀がベースの華やかなエンボスラベルになる

一般的な上質紙の素材に対してエンボス加工をすることで、コストを抑えながらも目を引くラベルが制作できます。また、紙素材でもホイルなどの金や銀がベースの素材を使うことで、目立ちやすいエンボスラベルを制作できます。高級感があるエンボスラベルを制作できるので、ホイル系の素材がおすすめです。

立体的な凹凸感がわかりやすいデザインを制作するのがポイント

デザインの段階では、立体的な凹凸感がしっかりとわかりやすいデザインにすることがポイントです。エンボスデザインを際立たせるデザインにすることで、視覚的にもメリハリがあるラベル・シールを制作できます。印刷するデザインとうまく融合させることで、より凹凸感を感じるエンボスラベルの制作が可能です。

金箔や銀箔と組み合わせることで、より高級感があるエンボスラベルになる

エンボスラベルは、金箔や銀箔などの箔押し加工を組み合わせることで、さらに高級感を加えることができます。エンボスラベルを他の加工方法と組み合わせることで、商品の価値がさらに引き立ち、お客様の関心を引きやすくなります。

初めてのエンボスラベルの作成を失敗しないようにする方法

コストダウンをしたい場合はまずはこれを抑える

オリジナルのエンボスラベルを制作するには、ラベル・シールにエンボス加工ができる特殊な機械が必要です。このエンボス加工のできる機械を持っている印刷会社を選びましょう。もし、この機械がない印刷会社に発注をした場合は、エンボス加工を別会社に委託する必要があります。コストアップの可能性があるので注意が必要です。

印刷会社の実績サンプルで仕上がりや品質をチェック

ラベル・シールにエンボス加工をする際には、エンボス版を制作しなければいけません。このエンボス版の精度によっても、ラベル・シールの仕上がりが大きく変わります。依頼する印刷会社の実績などを参考に、仕上がりや品質のよい印刷会社を選びましょう。

デザインデータの修正のスキルを持った印刷会社を選ぶ

エンボス版の制作の際には、精度をしっかりと出すためにデザインデータの修正スキルを持った印刷会社へ依頼することをおすすめします。理由は、お客様のデータをそのまま製版をすると仕上がりに不具合が発生する可能性があるからです。
しっかりと、デザインデータをチェックしてもらえる印刷会社を選ぶことで、安心して制作できます。

今回のまとめ

オリジナルのエンボス加工ラベルは商品の魅力を引き立て、ブランドの印象を強化するのに効果的なラベル・シールです。エンボス加工による立体感は、視覚や触覚の両方で商品に特別感を与え、お客様の関心を引きます。
魅力的なエンボスラベルを制作するためには、素材選びとデザインを上手に組み合わせるのが不可欠です。さらに適切な工程で制作できる印刷会社や、適切な印刷設備、箔押しの印刷機を持っている会社を選びましょう。オリジナルエンボスラベルを制作する際にはこれらのポイントをしっかり押さえ、最高の仕上がりを目指しましょう。